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57年前の今日(前編)

 それは57年前の今日に前後して動きがありました。当時のチェコスロヴァキアの連立政権であった「国民戦線」の中での対立が深まってきて、もはやこの亀裂を修復するのがほぼ不可能になったときに起きました。

 当時の国民戦線政権のうちで非共産主義政党出身の大臣が、チェコスロヴァキア共産党との連立を解消しようとして辞表を当時のチェコスロヴァキア大統領に提出しました。

 決まりとしてはその内閣の大臣の過半数の辞任が認められると、新しく組閣することになっていました。

 このことを利用して、非共産主義系政党は辞表を提出して、新たにチェコスロヴァキア共産党を除いた内閣を作ることを狙っていたわけです。

 しかしながら実際に辞表を提出したのは全大臣の4割程度。もう少しの人数が同調して辞表を出して受理されなければ、非共産党系政党の思惑通りには行きません。大きな博打でした。

 一方チェコスロヴァキア共産党としても、もし過半数の辞表が提出されて受理されたら彼らにとって大変なことになります。自分らが政権から排除されることになります。何としても辞表出すものが増えることを阻止しなければなりませんでした。

 ここに、こんな2月の寒い日々でしたが当時のチェコスロヴァキアでは非常に熱い政争が湧き上がりました。お互いに譲れない局面、結局どちらの方に軍配が上がったのでしょうか?次回は明日。
by zmrzlina | 2005-02-24 22:03 | チェコスロヴァキア史
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